Avira Free AntivirusにAsk Toolbarが同梱されるようになってから、何かと騒ぐ人が増えていますね。
まあAskToolbarは、どこかのソフトにくっついて入り込んでくるから評判が悪いですが。騒ぐほどのものじゃないと思うんですがねえ。
2chのAviraスレの連中に至っては、ソフトを変える奴まで出てくる有様で、何とも程度が低すぎて目が当てられませんな(笑)
Ask Toolbarはスパイウェアだとか、証拠のないことにまで言及して騒ぐ始末。
そんな妄言はWiresharkとかでパケットキャプチャしてから言ってくださいな。個人情報なんか微塵も送信してないから。
とはいえ、ブラウザに変なツールバーが現れた状態でネットを閲覧するのは何とも心地の悪いモノですな。
でもツールバーをアンインストールしてしまうと、WebProtection機能が無効になっちゃうんだなこれが。
せっかく無料版にも搭載されたWeb Protectionが無効化されてしまうのはもったいない。
Web Protection機能を有効にした状態でAsk Toolbar(Avira SerchFree Toolbar)を無効化できるかやってみました。
まず、Aviraをインストールした時点で書き込まれる関連エントリは以下ですな。
C:\Program Files (x86)\Ask.com
C:\Program Files (x86)\Avira\AntiVir Desktop\apnic.dll
C:\Program Files (x86)\Avira\AntiVir Desktop\apnstub.exe
C:\Program Files (x86)\Avira\AntiVir Desktop\apntoolbarinstaller.exe
特にこの3つのファイルが、ツールバーのインストールを拒否しても書き込まれると言うことで騒ぐ人がいるようです。
実行しない限り動かないファイル相手に騒ぐ意味はないと思うんですが。
とりあえず、Ask.comフォルダに関してはそのままゴミ箱へぽい!で簡単に削除できますね。
これだけでもAsk Toolbarはブラウザに表示されなくなります。チョロいもんですな。
でもどうせなら、関連ファイルは全部消したいですね。そのままではAviraの自己防御機能が掛かっているせいで削除できないし、
セーフモードで削除するとかして仮に削除できたとしても、次回のアップデート時にまた書き込まれます。
そこでちょっと思いついてEmsisoft BlitzBlankを使ってやりました。本来はマルウェアにロックされたファイルの排除に使うツールですが
それ以外のケースでも案外役に立ちます。
こいつを起動して以下のように設定してやります。
Repl.Dummyに忘れずにチェックを入れておくのがコツですな。そいで「Execute Now」をクリック。
PCが再起動して、その間に指定したファイルの削除が行われます。
再起動が完了してから、さっきのファイルのあったディレクトリを開くと、きちんとダミーに置き換わってるのが分かります。
もちろん、中身がないのでダブルクリックしても何も起こりません。
それでいて、AviraのWeb Protectionはきちんと機能しています。作戦成功ですな。
あとレジストリキーはいじるとダメなようで、すぐに無効化されていまいますね。大量に書き込まれていてうんざりしますが、
これは残しておかざるを得ないわけですな。
まあ、そんなに潔癖症なら有料版を買えばいいわけで。無料版を使わせていただいてるのだから文句は言わないようにしましょう。
エラそなしゃべり方?
ネットでキャラ作ってるわけですな。
図星さされて悔しいのかい?
ソフトウェアの作法としてインストーラに目的外のものを入れるのは外道だと思っています。
無料とか有料とか関係ないですよ。
利用者のことを考える気がないのならソフトを作成する資格さえないと思っています。
レジストリの汚し方もひどく呆れてしまいます。